筋肉の種類、働き、役割
筋肉にはいくつかの種類があり、筋肉の種類によって働きや役割も異なります。
ここでは、筋肉の種類と役割についてご紹介します。
横紋筋と平滑筋
・横紋筋
・平滑筋
まず筋肉は上記の2種類に分けられます。
横紋筋は横紋模様のある筋肉の事をいい、平滑筋は横紋模様がない筋肉の事を言います。
横紋筋はさらに「骨格筋」と「心筋」の2つの筋肉に分けられます。
つまり人の筋肉というのは、骨格筋、心筋、平滑筋という働きの違う3つの筋肉に分けられるのです。
この3つの筋肉というのはそれぞれ働きが異なります。
骨格筋、心筋、平滑筋それぞれどんな特徴があるのか見ていきましょう!
骨格筋、心筋、平滑筋の特徴
・骨格筋
こちらは私たちが一般的に筋肉と呼んでいる筋肉の事を指します。
自分の意思で動かせるので「随意筋」とも呼ばれます。
そして骨格筋はさらに2種類に分けられます。
「遅筋」: 筋肉繊維が赤みがかっており、長距離走など長時間の活動時に力が発揮される筋肉です。
毛細血管やエネルギーを作る細胞のミトコンドリアが多くあり、酸素を利用しATPというエネルギーを作っています。
「速筋」: 筋肉繊維が白みがかっていており、瞬発的な力を出すための筋肉です。
筋肉に蓄えてあるグリコーゲンと呼ばれる糖質を利用してエネルギーを作っています。
・心筋
こちらは心臓のみに存在する筋肉のことです。
24時間いつでも動いていますが、自分の意思ではなく自律神経が働きをコントロールしているため「不随意筋」とも呼ばれます。
・平滑筋
こちらは主に内臓や血管を構成している筋肉の事です。
胃腸を動かしたり血管を収縮させたりする働きがあります。
この筋肉も、自律神経が働きをコントロールしているため「不随意筋」と呼ばれます。
体重の4〜5割は筋肉で出来ていると言われています。
筋肉には様々な役割があり、体を動かすためだけではなく健康を維持するためにも非常に重要です。
そして筋肉が疲労し固くなり過ぎるとだるさや痛みという形で症状として体に現れるため、症状が現れる前に筋肉をほぐしたりストレッチをするなどの体のケアが重要になります。
自分では気付かないような体の歪みや筋肉の硬さもあるので、そこに対しては整骨院や整体院で整えてもらうことも重要です。
当院では施術のほかに正しいストレッチ指導も行っていますので、体のことについて気になる事がある方は当院にご相談下さい!