足裏マッサージについて
歩行時や運動時に足裏が痛くなる、という症状で悩まされていませんか?
当院ではその対処法として足裏マッサージを推奨しています。
痛みを感じる理由
足裏に痛みを感じる理由としては、大きく2つに分けられます。
【1】足裏(※反射区)と繋がるパーツに不調がある
(※)反射区とは?
反射区とは、足裏に臓器を縮小して当てはめたもの。
足の『反射区マップ』に書かれている臓器と実際の臓器が神経で繋がっているわけではないですが、反射区に刺激を加えることで機能向上を図ることで利用されます。
西欧のドクターたちがゾーンセラピーとして体系立てた「反射区」に対して、東洋で発展した経絡の考え方では足裏の反射区の共通用語として「足ツボ」という言葉が広く使われています。
足裏の痛みは、そこにあるツボと繋がる臓器に不調があることも考えられるのです。
【2】筋肉が凝っている、腱膜が傷ついている
解剖学的観点から考えても足は25個以上の骨、筋肉や腱、靱帯と構成されている複雑な構造である上に、体の末端にあるため血流や老廃物が滞りやすく疲れを感じやすい部位。
刺激を加えことで筋肉がこっている場合、腱膜が傷ついている場合など、内側から痛みを感じやすいのです。
足裏マッサージのすすめ
そもそも足裏マッサージとは、反射区マップをもとにツボを刺激することで衰弱している機能を回復させたり、必要以上に高まっている機能を落ち着かせたりして体のバランスを整える手法のこと。
== 「痛いほど効く」はホント? ==
足裏マッサージを足裏をグイグイ刺激する激痛マッサージをイメージする人も多いのでは?
確かにそういった手技があるのも事実ですが、「痛ければ痛いほど効く」という考えは実は間違った認識。ツボを押して痛くなるのは不調がある可能性が高いからで、刺激を強くするほど改善に繋がる訳ではありません。
== 足裏マッサージで期待出来る効果とは ==
◎全身の不調の改善
足裏には全身の反射区が投影されているため、適切に刺激を送ることで全身の不調を改善できると考えられています。
◎血行促進、デトックス効果
足は重力の影響を受けて血液がたまりやすい部位。足の血行を改善することで血液が押し流され、全身の血行を促進できるといわれています。
また、血行がよくなると内臓が活性化し排泄機能が回復するため、不要な水分や老廃物を排出しやすくなって冷え改善やむくみ改善などにも繋がります。
◎リラックス効果
足裏の刺激には、自律神経を整いやすくする効果があると考えられています。
自律神経を整えるには、交感神経と副交感神経のスムーズな切り替えが必要ですが、足裏の心地よい刺激はこのスイッチのオン・オフに一役買っており、心身のリラックスを促してくれます。
マッサージ屋さんに行かずとも、ご自身でツボの場所を覚えて簡単に行うことができます。グーにしてた手の第二関節でツボ押ししたり、少量のオイルを使って親指の腹でツボをもみほぐしたりと、自分に合った強さで行いましょう。
悩みを解決したいけど、痛いのは苦手という方へ
当院では施術の中で内臓調整療法を行っています。
内臓は自律神経がコントロールしていて、身体が興奮状態(仕事中や運動中)の時は交感神経が優位になり、内臓は緊張して機能が低下します。
反対に副交感神経が優位の身体がリラックス状態(眠っている時)の時は内臓は活発に働きます。
常に交感神経が優位にあると便秘や下痢が起こりやすくなり、腸内環境の影響から腰痛になったり、内臓が疲れて重くなる事から首肩こりや骨盤の歪みに繋がりますので、そのような症状の方には内臓調整療法を施しています。
痛い施術が苦手な方はぜひこちらの施術をお試しください!