年が明けて早くも半月が経ちました。新年会などの回数も減って落ち着いてきた頃かと思います。ここで年末年始に疲れた内臓を労ってあげましょう。
内臓疲労は暴飲暴食、過度なダイエット、冷たいものの摂り過ぎ、運動のし過ぎ、ストレスなどが原因で起こります。
内臓は、使わなくても使い過ぎても弱るのです。まず、冷たいものを摂りすぎると内臓が冷えて動きが悪くなり疲労しやすくなります。また、運動のし過ぎで内臓が疲労するというのは意外に思われるかもしれませんが、普段は内臓に集まっている血液が運動をすると全身に送られてしまいます。すると内臓はエネルギー不足になり、激しい運動をした後は食欲が失くなったり消化不良になりやすくなるのです。
内臓が疲労すると、疲労感、倦怠感、睡眠不足、下痢、便秘、食欲不振、胃もたれ、頭痛、めまい、むくみなどが現れます。
そのままにしておくと自律神経やホルモンバランスが崩れ、精神不安定や生理不順など様々な症状にも発展していきます。
そこで自分でもできるセルフケアをご紹介します。今日からでも実践してみてくださいね!
①睡眠
最も効果的な疲労回復方法は十分な睡眠をとること。睡眠中は脳が休まり、新陳代謝が行われます。しかし、長時間ひたすら寝ればいいというわけではありません。ぐっすり眠って朝日でシャキっと目覚める、そんな質のよい睡眠が大切です。
②入浴
疲れているからと短時間のシャワーで入浴を済ますのはもったいないです。38℃~40℃のぬるめのお湯にゆっくりと浸かることにより、副交感神経が刺激されて質のよい睡眠に導いてくれます。
また、血行が良くなって老廃物を排出することができます。湯船に浸かるとリラックス効果があるため、ストレス解消にも役立つでしょう。
③軽い運動
身体を動かすと余計疲れてしまいそうと思うかもしれませんが、全身の血流を促して疲労物質を取り除く効果があるため、身体を軽くほぐしてあげるだけでも疲労回復が期待できます。ウォーキングやヨガ、ストレッチ、マッサージはちょっとした気分転換にもなります。
④食事
「まごわやさしい」
ご・・・ゴマ、ナッツ
わ・・・ワカメ、昆布などの海藻類
や・・・野菜
さ・・・魚(特に青魚)
し・・・しいたけなどのきのこ類
い・・・いも(じゃがいも、さつまいも、長芋)
昔からこれらの食材をすべて含んでいれば、彩りも良く、栄養バランスが良い食事とされています。消化によく内臓にも優しい食材なのでこれらをうまく食事に取り入れましょう。
当院では整骨整体と共に「内臓調整療法」も行っています。
セルフケアをしてもなかなか症状が改善しないとお悩みの方は是非一度ご来院下さい。