今年も残りわずかとなりました！
やっと本格的な冬が到来し、体が冷える日々ですね。
今回は冬の「冷え」を改善し、体の疲れも取ってくれる「入浴」の効果について５つのポイントを話していきます！

【１ ストレス軽減とリラックス効果】

ぬるめのお湯に浸かることで体をリラックスさせる「副交感神経」が刺激されるため、心身をリラックスさせ、ストレスを和らげる効果があります。
38～40℃のお湯に15分ほど浸かると疲労を取り除く効果が十分期待できるので、この時間を目安にしてみてください。
アロマオイルや入浴剤を使うとさらに効果を高める事ができます。

【２ 筋肉の弛緩】

湯船に浸かっている時、体は水の浮力と水圧の影響を受けます。
浮力の効果で全身の筋肉が緩み、水圧によるマッサージ効果で全身の筋肉がほぐれ、心身ともにリラックスする事が出来ます。
疲労が溜まったタイミングや運動後などの入浴は特におすすめです！

【３ 血行促進】

体を温めることで血管が広がり血液の循環を良くしてくれます。
循環が良くなると、凝り固まっている筋肉に必要な酸素や栄養素が届くようになり、筋肉のハリやコリが取れやすくなります。
また、代謝が良くなり老廃物の排泄が促進されるためデトックス効果もあります。

【４ 良質な睡眠】

まず湯船に浸かると体温が１℃ほど上昇し、入浴後には血管が開いて熱放散されやすい状態になるため深部体温が下がっていき、体温が下ると眠気が引き起こされスムーズに入眠できるようになります。
この眠気が引き起こされる時間がだいたい入浴後1～２時間と言われているため、就寝の１～２時間前に入浴するのがベストなタイミングと言われています。
スムーズな入眠は深い眠りに繋がりますので、良質な睡眠には入浴が効果的なんです。

【５ 肌を清潔に保ち保湿する】

お風呂に入って汗をかくことで、肌表面や毛穴に詰まっていた皮脂や古い角質が落ち、肌をクリアに健康にすることが出来ます。
注意していただきたいのは、入浴後は毛穴が開き水分が抜けやすい状態ですので、保湿をしっかりしてあげることが大切です。
また、体温が下がりやすい状態になるので、湯冷めしないように気をつけて下さい。
更に汗をかいて水分が失われるので、水分補給も忘れないでくださいね。

短い時間でも湯船に浸かる習慣を付け、快適な年末年始を過ごしください！