朝夕は少し寒いと感じ、やっと秋らしい気候になってきました。
ですが、昼夜の寒暖差は人の自律神経バランスを崩す大きな要因です。
当院にも頭痛、めまい、耳鳴りなど原因不明の不調でお悩みの方の来院が多くなっています。

特に首の痛みでも後ろ側ではなく、外側や前側につっぱり感や痛みを訴える症状が増えています。
これは耳の後ろから鎖骨にかけて付いている「胸鎖乳突筋」へ負担が大きくなっていること原因だと考えられます。

自律神経の乱れを整えるのに欠かせない「胸鎖乳突筋」

胸鎖乳突筋は耳の横にある大きな筋肉で、重さ５キロ以上あるとされる頭を支える役割があります。また、副交感神経線維が豊富に含まれているため、ストレスや緊張によってすぐに張りやコリを発生します。
・顔を前に突き出した状態で長時間作業している
・仰向けで寝てるが顔がどちらかに向いている
・睡眠時の枕の位置が高い
・噛み締めてしまうクセがある
・顔を上に向ける、首を横に倒すとつっぱり感や痛みが強くなる

日常的にこのような姿勢が多い方も胸鎖乳突筋の緊張が強くなり、首の外側や前側に痛みが現れます。そのまま放置していると様々な不調に繋がり、首のカーブが失われ、いわゆる「ストレートネック」になってしまいます。
また、首が太く見える、顔のたるみ、むくみ、しわ、くすみなど美容面にも影響が現れることもあるんです。
セルフストレッチで伸ばすことも出来ますが、ガチガチに固まってほぐせない場合は当院で整えることが出来ますのでお気軽にご相談ください。