夏日が続くGW、みなさんどうお過ごしでしょうか?
今回は女性のお悩み「生理痛・生理不順」についてお伝えしていきます
【以下の症状で当てはまるものはいつくありますか?】
・月経前症状(PMS)で毎月生理が怖い
・生理周期が毎月不規則
・生理前、生理時にお腹が痛くなる
・生理以外の不正出血がある
・月経血の量が多い、または血塊がある
・生理周期や月経日数が月によってまちまち
・性交痛がある
・生理時に鎮痛剤を服用している
2つ以上当てはまる方は月経異常になります。
原因は様々ですが、共通して言えるのは「ホルモンがうまく分泌・循環されていない」ことです。
生理のメカニズム
・生理が終わると体温が下がり(低温期)、『卵胞刺激ホルモン』が脳下垂体から分泌され卵巣に「卵を育てて!」と命令を出します。
・卵が育つと卵巣から脳の視床下部に「育ったよ!」と、信号が送られます。すると今度は、脳が子宮に『卵胞ホルモン』を分泌し「内膜を厚くして!」「オリモノを出して!」と命令します。
・準備ができると脳下垂体から『黄体形成ホルモン』が分泌され、卵巣に「排卵して!」と指示が出ます。
・排卵された卵は『黄体ホルモン』によって黄体が脳の視床下部に「排卵したよ!」と送り、子宮はさらに内膜を厚くして妊娠を維持するため体温を上げます(高温期)。
・妊娠に至らない場合、子宮が収縮して内膜を体外に排泄するため再び生理が起こります。
この一連の流れが、ホルモンによって循環・維持できない場合に「生理痛」「生理不順」が身体のサインとして現れます。
ピルやクロミッドを服用して意図的に生理がこないようにしたり、排卵しないようにする方がいらっしゃいますが、これには副作用で内膜が薄くなったり、頭痛や吐き気、むくみ、不正出血を生じます。
特に、将来出産を望んでいる方にはおすすめしません。
3つの観点から根本改善へ
当院では次の3つの観点から毎月の生理に悩まない「根本改善」を目的とした施術を行っています。
【アウター】内臓(特に子宮、卵巣)、筋肉・骨格の歪みの調整によって内臓機能の正常化
【インナー】身体の炎症を抑える食事、栄養指導
【メンタル】精神の恒常性の回復・維持
生理痛、生理不順は繰り返すと子宮筋腫や子宮内膜症、不妊に移行することもあります。
婦人科系疾患は一人で悩まず当院にご相談ください。