年内の大型連休が終わりましたね。
今年はお天気も悪く「近場でゆっくり」という方が多かったようです。
交通機関で長距離移動のあとや、日常生活で同じ姿勢を続けたあとに首や腰をひねってポキッと鳴らすこと、ありますよね?
音が鳴るとスッキリして気持ちよく、痛みが取れた気がします。
ときどき患者様から「自分でポキポキ鳴らしています」というご報告をいただきますが、自分で無理に鳴らすのは絶対にやめてください!
骨が鳴るメカニズムと自分で鳴らすリスク、そして整体院での施術との決定的な違いについてお話します。
「ポキポキ鳴るとスッキリする」は勘違い
ポキッという音ですが骨と骨がぶつかっている音ではありません。
関節は『関節液』という潤滑油で満たされた袋に包まれていて、関節を曲げたりひねったりするとこの袋の中の圧力が一気に下がり、気泡が発生します。
その気泡が弾けるときに出る音が『ポキポキ音』の正体です。
自分で無理に鳴らすと、関節や軟骨を傷つける、靭帯が伸びる、防御反応で骨が太くなるといったリスクがあります。
鳴らしたあと「スッキリした」と感じるのは、神経への刺激や一時的な関節の可動域変化によるもので、音を鳴らそうと関節を動かした時のストレッチ効果によるものなのです。
また、「ポキポキ音が鳴ったから良くなった」と脳にフィードバックされると癖になりやすいので注意が必要です。
整体院で鳴る「ポキポキ音」
当院の施術中、部位によっては「ポキッ」と鳴ることがありますが、自分で鳴らすものと整体師が鳴らすものには大きな違いがあります。
【自分で鳴らす場合】
・鳴らす場所 → 自分で動かしやすい(すでに緩んでいる)関節
・方向と角度 → 無理な方向へひねる
・目的 → 一時的な爽快感またはストレス発散
【整体師が鳴らす場合】
・鳴らす場所 → 動かなくなっている(ロックされている)関節
・方向と角度 → 解剖学に基づいた安全な角度とミリ単位の調整
・目的 → 骨格のゆがみを整え、根本的な動きを取り戻す
整体師の施術は、専門知識を持った施術師が動かなくなっている関節だけをピンポイントで動かすため、安全に体のバランスを整えることができます。
鳴らさないと気持ち悪いと感じるのは、すでに体全体のバランスが崩れて特定の関節に負担が掛かり過ぎている証拠です。
無理に自分で鳴らして関節を傷つける前に、まずは体全体のゆがみをチェックしてみませんか?
当院では、バキバキと無理な力をかけるのではなく、お一人おひとりの体の状態に合わせた安全な施術で根本からお体を整えていきます。
ポキポキ音を鳴らすことが癖になってしまっている方のご相談はいつでもお待ちしています。







