関東は梅雨入りしてからありがたいことに涼しい日が続いていますね。
ジメジメは嫌ですが、夏のあの暑さを想像するとまだマシかなーと思ってしまいます。
専門家は本格的に暑くなる前に、熱中症対策として『暑熱順化』を始めることを推奨しています。暑熱順化とは「体が暑さに慣れること」です。
人は体を動かすと体内で熱が作られて体温が上昇します。
体温が上がると汗をかいたり、心拍数の上昇や皮膚血管拡張機能によって体の表面から熱を逃がして体温を調節します。
暑さになれていないとこの体温調節がうまく出来ないため、体の中に熱が溜まって熱中症が引き起こされるのです。
これを防ぐために暑熱順化、言わば汗をかく練習をしておくことが大切なのです。
最近、気持ち良く汗をかいていますか?
現代人は、夏も冬もエアコンの効いた快適な部屋で過ごす時間が増え、日常生活の中で自然に汗をかく機会が減っています。
しかし汗をかく事は、私たちの体が正常に機能し、健康や美容を維持するために欠かせない最高のデトックス習慣です。
熱中症対策にもなる自然な発汗は、人の健康な身体づくりにとても重要な機能なのです。
《汗をかく事で得られる嬉しいメリット》
1.体温調節と代謝の向上
汗の最も重要な役割は「体温調節」です。体温が上がった時に汗が蒸発する事で熱を逃がし、体内の環境を一定に保ちます。
定期的に汗をかく習慣がつくと、自律神経のバランスが整い、基礎代謝の向上にもつながります。結果として、太りにくく痩せやすい体質作りをサポートしてくれます。
たくさん汗が出るのが恥ずかしい、という方もいるかもしれませんが、汗っかきさんは体温調節が上手に出来ている健康的な人という考え方も出来ますね。
2.美肌効果
汗は肌に潤いを与え、乾燥から守るバリア機能を高めてくれます。
さらに、汗と一緒に毛穴の奥の詰まった皮脂や老廃物が排出されるため、ターンオーバーが促され、ニキビ予防や透明感のある肌作りに効果的です。
3.ストレス解消とリフレッシュ
運動や入浴でじんわりと汗をかくと、副交感神経が優位になり、心身がリラックスモードに入ります。また、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」や「エンドルフィン」が分泌され、ストレスや気分の落ち込みをスッキリと解消してくれます。
現代人に多い「ベタベタした汗」は普段汗をかき慣れていないため汗腺機能が低下し、ミネラルなどの成分が一緒に抜けている「悪い汗」なんです。これを放置すると熱中症や汗臭さの原因になってしまいます。
比べてサウナ後や入浴後にかく汗はサラサラしていますよね?
日頃から汗腺を鍛えていると、水分に近くサラサラとした「質の良い汗」をかけるようになり、疲労感やニオイも気にならなります。
これから本格的な夏がやってきます。
熱中症を防ぐためにも健康な身体づくりのためにも、一駅前で降りて歩く、意識的に階段を使うなどの軽い運動や湯船にゆっくり浸かる入浴から始めて、心地よく汗を流す時間を作ってみて下さい。







