今週から気温が上がり、だいぶ春らしい陽気になるそうです。
冬の間はパンツスタイルで誤魔化せていたけど、暖かくなってスカートを履くようになると足の形が気になる、、、という方、けっこういらっしゃいます。
見た目だけではなく、膝の痛みや腰痛、外反母趾、巻き爪などの悩みで当院にいらっしゃる方を検査すると、足の形が「O脚」や「X脚」であることが多いのです。
これらの要因は生まれつきの場合もありますが、外傷性のほか日常的な歩く、座る、立つ姿勢などの癖が骨盤や関節に影響していることが多いです。
状態を放置しておくと、将来的に「変形性膝関節症」を発症するリスクがあるので注意が必要です。
原因と対策
【O脚の原因と対策】●原因
O脚は膝が外側に開き、膝と膝の間に隙間ができる状態で、骨盤の後傾や大腿骨の外旋、内ももの筋肉の弱さが主な原因です。
重心のバランスが崩れたり猫背になることが原因となる事もあります。
●対策
・筋力トレーニング: 内ももや太ももの全面の筋肉を鍛える。
・ストレッチ: お尻や太もも裏の筋肉を伸ばしたりほぐしたりする。
・姿勢改善:背中が丸い猫背姿勢にならないように意識する。
【X脚の原因と対策】
●原因
X脚は膝が内側に寄り、足首が外側に開く形で、主な原因として、骨盤の前傾や大腿骨の内旋が挙げられます。
また、お尻の筋肉の弱化や太ももの内側の筋肉の緊張も影響します。
日常生活では、立っている時の姿勢や足を組む姿勢が原因となることもあります。
●対策
・筋力トレーニング: お尻の筋肉を鍛え、骨盤周りの筋力バランスを整える。
・ストレッチ: 太ももの前や内側を伸ばしたりほぐしたりする。
・姿勢改善: 立っている時に重心が前寄りにならないよう意識する。
O脚でもX脚でも、適切なトレーニングやケアで改善することが可能です!
(※ただし、中には膝の変形が激しく痛みが出たり形が変わるケースもあるため、そのような場合は専門家に相談してください)
足の形が気になるという方は、同時に腰痛や関節痛も発症している事が多いため早めのケアが重要になります。
お困りの事がございましたら、当院にご相談ください!