奄美地方の梅雨入りが発表され、関東地方も6月頭から梅雨が始まるようです。
寒暖差や気圧の変化でなんとなく身体がだるい、調子が悪い、という不調が増える時期ですね。
特に多いのが「疲れが溜まっている」「寝ても疲れが取れない」というお悩み。
ですが、ただの「疲れ」として放置してはいけない場合もあるんです。
その疲れ、「慢性疲労症候群」かもしれません
「慢性疲労症候群」とは、充分に休息をとっても日常生活に支障が出るほどの疲労が半年以上続いている状態のことをいいます。
この病気は、身体的な検査や血液検査で異常が認められないにもかかわらず、強い疲労感やその他の症状が続くのが特徴です
はっきりした原因はなく、ストレスによる自律神経の乱れによって神経系、免疫系、ホルモン系に異常が現れていると言われています。
主な症状
重度な倦怠感…充分な休息を取っても日常生活に支障が出るほどの怠さ、疲労感
機能障害…集中力や記憶力の低下、思考力の低下、音や光の過敏
自律神経の乱れ…動悸、体温調節の異常
睡眠障害…不眠、過眠、中途覚醒
精神不安定…イライラ、不安、ウツ
痛み…頭痛、腹痛、関節痛、悪寒、筋肉痛
慢性疲労症候群は、単なる疲労と異なり日常生活に大きな支障を与えるものです。
また、PMSや偏頭痛、更年期障害、不安障害などと合併していることもあります。
特定の治療法がなく、症状を緩和するための薬物療法やストレス管理、リハビリテーションなどを実施します。
当院では主に自律神経にアプローチするための整体や内臓/頭蓋調整療法、鍼灸施術を行い、快適な日常生活を送るサポートをしています。
重度な疲労というものはなかなか他人からは理解しづらく、病院でもはっきりとした診断が出ないので怠け者のように思われて1人で悩んでいる方も多いかもしれません。
いわゆる不定主訴の症状は自律神経のバランスが整うと改善していきますが、いずれも早期に適切なケアをすることが重要です。
症状でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。