蒸し暑く寝苦しい夜が続いていますが、夜はしっかり眠れていますか?
暑くて眠れない
夜間の室温が25℃を超えると深部体温が下がりづらくなり入眠が遅れる、眠りが浅くなるといった問題が起きやすいとされています。
さらに、暑さで寝つけず自律神経のバランスが乱れた状態が続くと、体がリラックスモードに入れず眠っている間も筋肉が緊張したままになってしまいます。
結果として、日中に肩こり・頭痛・イライラ・眠気などが現れやすくなります。
睡眠不足が続くと疲労回復だけでなく、免疫力やホルモンバランス、自律神経にも影響が出るため早めの対策が大切です。
では、どうすれば夏でもぐっすり眠れるのでしょうか?
以下に、寝る前にできる簡単なケアと睡眠環境の整え方をご紹介します!
◯寝る前にできる簡単ケア
1. 寝る2時間前にぬるめ(38~40℃)のお風呂に15分
→ 体表面を一度温めておくことで、入眠時に深部体温がスムーズに下がりやすくなります。
2. 首元や足首のストレッチ
→ 緊張した筋肉をゆるめることで、副交感神経が優位になりやすくなります。
3. 深呼吸
→ 体をリラックスさせ、眠気を誘導します。
◯ベッド周りの整え方
・室温は26~28℃が理想(クーラーの風は直接当てないように)
・湿度を50~60%に調整する
・接触冷感のシーツ・枕カバーで体熱を逃がしやすく
・アイマスク・耳栓・アロマ(ラベンダーやベルガモット)で入眠をサポート
冷房をうまく使いながら寝具や生活習慣を少し変えるだけで、夜の眠りの質は大きく変わります。
ただし、快適な温度などの部屋の環境は人によって異なるため、自分にあった状態を知ることが重要です。
当院では自律神経を整える整体や鍼灸施術も行っており、眠りの質が改善されたという声を多数いただいています。
眠りが浅い、朝のだるさが取れないなどのお悩みがある方はぜひ一度ご相談ください。夏こそ「良質な睡眠」が元気のカギです!
今日できることから始めてみましょう。