少しづつ涼しい日が増え、秋の気配がしてまいりました。
そんな日々の中で、首肩こりが酷い、イライラする、疲れやすい、などの不調で悩んでいませんか?それはもしかしたら無意識に浅い呼吸になっているからかもしれません。
何かとストレスを溜めやすい現代社会。浅い呼吸から深い呼吸に変えるだけで体と心を整えることが出来ます。今日から自分の呼吸について改めて考えてみましょう。
呼吸が浅いと横隔膜を十分に動かすことが出来ません。横隔膜には自律神経が集中しています。横隔膜の動きが鈍いと自律神経の働きも鈍くなり、夜になっても副交感神経が優位にならず「休息の質」が悪くなり、【疲れが取れない=ストレスが溜まる】の悪循環に。
疲れを溜めない身体をつくるために、深い呼吸に変えましょう!
まずお腹を緩めながら鼻からゆっくり息を吸い、吐く時にはお腹をぐーっと凹ませます。これが「腹式呼吸」です。
腹式呼吸をすることで横隔膜を上下に大きく動かし、腹横筋を収縮させ内臓全体をゆったり揺り動かし自律神経を整えます。更にお腹周りの血流が良くなり冷えや便秘の改善にもなります。
この呼吸法を行うといいことばかり!
①心が落ち着く
「セロトニン」という脳内物質が分泌されリラックス状態になる。
②姿勢が綺麗になる
呼吸と姿勢の保持に関わる「脊柱起立筋」を刺激して姿勢を整える。
③首肩こり改善
首や肩、背中の筋肉を動かしストレッチ効果となり、血流を良くし疲労物質を溜めづらくする。
④代謝アップ・ダイエット
お腹を大きく伸び縮みさせ腹筋や内臓を支える筋肉のトレーニングとなりぽっこりお腹を凹ませウエストが引き締まる。
⓹自律神経の調整
長くゆっくり呼吸をしていくことで内臓や血管の動きをコントロールする自律神経が整い、内臓の機能や位置を調整する。
浅い呼吸のまま生活していると自律神経のバランス調整が取りづらくなり、血行不良、筋緊張、内臓下垂など様々な不調に繋がります。
意識して呼吸を少し改善するだけで身体が健康的な身体に変わっていきます。
当院では、主訴だけを見るのではなく、筋肉、骨格、内臓にアプローチし身体全体のバランスを整えて再発しないようにする根本治療を行っています。
また1人1人に合った日常生活上でのアドバイスもしていますので、身体に痛みや違和感が出たらそのままにせず、早めの治療をして快適な毎日を過ごせるようにしていきましょう。