超大型連休も終わってしまいました。長いと思っていましたが、終わってみるとあっという間でしたね。みなさんはリフレッシュ出来ましたか?後半はお天気にも恵まれ暑いくらいでしたが、日が暮れるとまだまだ冷える日もありました。
そのように寒暖差があったり気圧が不安定な日が多いと、人は自律神経が乱れやすく、身体が怠い、頭痛がする、疲れが取れない、なんとなく調子が悪いという症状を訴える方が増えます。あなたも心当たりがありませんか?
当院では内臓/頭蓋調整療法や鍼灸で自律神経のバランスを整える施術を行っていますが、なかなか通う時間が取れない方や、セルフケアで調整したいという方もいらっしゃいますよね。
今回はそういった方の為に、隙間時間で手軽に出来る自律神経調整のツボ押しをご紹介いたします!
自律神経のバランスが乱れるってどういうこと?
自律神経には興奮モードの交感神経と、リラックスモードの副交感神経があります。
この交感神経と副交感神経は常にシーソーの様にバランスを取り合う関係なのですが、気圧の変動や寒暖差、寝不足などの不規則な生活、乱れた食生活やストレスなどが原因でその切り替えがうまくいかず、生体リズムが崩れて自律神経のバランスが乱れます。
そんなとき、「心に効くツボ」を刺激してください。
◎セルフハンドマッサージ出来るツボ
老宮・・・心の疲れに効くツボと呼ばれる「老宮」を押すことで、気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。
てのひらの生命線と、人差し指と中指の根もとの延長線が交差するところ
内関・・・心臓や神経の働きをゆるめ、緊張をほぐしてくれる効果が期待できます。
手首にある太い横じわの中央のから指2本分、ひじにむかったところ
合谷・・・気持ちが落ち着き、徐々に平常心を取り戻すことができます。また、ストレスで乱れた自律神経の機能を正常に戻す働きがあります。
ツボは人差し指または親指の腹を当て、押し揉むように刺激します。力加減ですが、弱めの刺激は感覚系の機能を鎮静する作用があり、強めの刺激は内臓機能を活性化させ、感覚系の機能を興奮させる作用があります。リラックスしたい時は弱め、スッキリさせたい時は強めなど使い分けながら、通勤通学中、仕事の合間、自宅でテレビを見ながら、お風呂に入りながらなど、隙間時間に是非やってみて下さいね。