生活に欠かせないスマートフォンですが、みなさんは毎日どのくらいの時間操作していますか?
習慣的にスマホを長時間使い続けていると「脳過労」の状態になり、様々な不調が発生する可能性があります。
「脳過労」になると・・・
◎以前に比べて怒りっぽくなった
◎些細なことでイライラしてしまう
◎頭の中がいつもモヤモヤしている
◎寝具に入ってもなかなか寝付けない
◎物覚えが悪かったり、物忘れが多くなった
上記の症状に心当たりがあったら「脳が疲れている」のかもしれません。
人は目や耳などから送られてきた情報を脳の神経細胞が受け取ることで、身体を動かしたり何かを考えたりしています。その際、脳の神経ネットワークを活発化させて情報を処理するのですが、情報が多くなると処理に細胞がフル稼働させられて疲れてしまうのです。
◇朝はスマホのアラームで起床する
◇朝食をとりながらメールやSNSをチェック
◇通勤電車の中や仕事の休憩中でもスマホ操作
◇お風呂やトイレにもスマホを持ち込んでいる
◇夜、寝る直前までSNSチェックや動画再生
通常は休息をとることで疲れは回復しますが、スマホは上記のように朝起きてから夜寝るまで使い続けることが多いためなかなか脳を休めることができていません。
そうした状態が続くと脳も身体と同じように休んでも疲れが取れない「過労」状態になるのです。
脳過労が続くと意欲や判断力、記憶力の低下、感情のコントロール不能などの不調に繋がる可能性が考えられます。
スマホを使わない時間を作る
☆用が無いのになんとなくスマホを操作してしまう
☆他にやらなければならないことがあるのにスマホ操作を優先してしまう
☆スマホを見ていて気が付いたら驚くほど時間が経過している
これらに当てはまるスマホの使い方をしている人は、意識的にスマホと距離を置く「デジタルデトックス」をしてみましょう。
すぐに手が届く場所に置かない、○時以降は電源を切る、充電中は操作ロックする、緊急性が低いアプリは通知をオフにするなど「スマホを使わない時間」を作ることから始めてください。
スマホが無い時間に慣れてきたら徐々にハードルを上げて、スマホを持たずに外出したり、1日中電源を切った状態で生活をすることが出来るようになります。
身体だけでなく脳も休ませる習慣をつけて、心身ともに健康な生活を送りましょう!