先日関東地方で「春一番」が観測されました!いよいよ春がやって来ます!
しかし花粉に悩まされたり、寒暖差にカラダがついていかなかったりと不調が増える季節でもありますね。さらにお仕事や学校では年度末調整で忙しく、毎日が目まぐるしく過ぎて行く・・・という方も多いでしょう。それらの影響で体調を崩す方や疲れがなかなか取れない方が多いのではないでしょうか。
そんな方に是非おススメしたい食材が「レバー」です!!
独特の風味があり苦手だという方も多いレバーですが、外食先でレバニラ定食や焼き鳥のレバー串、バゲットにレバーペーストなどとても身近な食材です。さらに健康に必要な栄養がたくさん含まれている「栄養の宝庫」なのです。
=レバーに含まれている栄養=
・ヘム鉄・・・血液を作り貧血予防に働きます。特に女性に多い鉄欠乏症の方は、普段の食事から効率よく鉄分を摂取する必要があります。ホウレン草やひじきなどからも鉄分は摂取できますが、レバーに含まれているヘム鉄の方が鉄分の吸収性が高く効率が良いとされています。しかもレバーの鉄含有量はトップクラス!
・ビタミンA・・・外部からの攻撃に対抗するための免疫力と目の明暗感知、鼻や喉の粘膜の潤いを保つ効果があります。癌を抑制する効果も!
・ビタミンB2・・・ 皮膚や粘膜の機能を正常に保つ機能や子供の成長を助ける効果があります。
・ビタミンB12・・・赤血球を作って貧血を防ぎ、神経細胞を修復してくれる作用があります。
・葉酸・・・赤血球を作り貧血を予防しDNAを正常に作るのを助ける作用があります。
・亜鉛・・・正常な味覚を保つのに働いたり、免疫力を向上させたり、発育や成長のサポートをする働きがあります。
このようにレバーにたくさんの栄養があります。また、牛、豚、鶏、それぞれ栄養価が違い、それぞれに役割があります。
🐂一番食べやすい牛レバー🐂
鶏や豚に比べて一番美味しいのが牛レバーだと言われています。ビタミンB12を豊富に含んでおり、貧血の予防改善に効果が望めます。
🐖疲労回復には豚レバー🐖
豚レバーには鉄分、亜鉛、ビタミンB2が牛、鶏よりも多く摂ることができます。また、3種類の中で一番タンパク質を摂ることができます。タンパク質は疲労回復の効果があり、運動後に食べると効果的です。
🐓女性の味方 鶏レバー🐓
鶏レバーにはビタミンA、ビタミンB1、ビオチン、葉酸など女性に嬉しい栄養素が牛、豚よりも豊富に含まれています。カロリーが低く、ダイエットの時に食べるレバーとして最適です。ビタミンAが最多ですので妊婦さんにはおススメしませんが、デスクワークやPC作業で眼を酷使している方には進んで食べて頂きたいですね。
レバーを食べる上で注意することがあります。それは食べ過ぎには注意!ということです。特に注意するのはビタミンAです。ビタミンAを摂りすぎると、めまいや脱毛、嘔吐などの症状が現れます。特にビタミンAが多い鶏レバーの食べすぎには注意してください。
毎日食べるのではなく、月に何度か「鉄分を摂る日」と決めて食べるのがいいですね。
レバーは臭いや食感が独特で苦手な方も多いかと思います。下処理をしっかりすれば臭みも消え食べやすくなるのですが、その下処理が結構手間なんです。
実は私もレバーが苦手なのですが、自炊でレバーを使う時は下処理が面倒で・・・そういう時はカレーに入れて食べてしまいます。軽く下処理したレバーを細かくして、カレールーに入れご飯と一緒に食べるなら臭いも食感もそこまで気にならなかったので美味しく頂く事が出来ました。レバー嫌いの方は是非カレーに入れて食べてみてください!