9月に入りましたがまだまだ暑い日が続くようです。
でも朝夕は比較的秋を感じる気温になってきましたね。
そんな時期に気を付けたいのが『秋バテ』です。
夏の終わりから秋にかけて感じるだるさ
当院に来院される方のお悩みでこの季節からじわじわ増えるのが「朝起きるのがつらい」「何をするにもやる気が起きない」「なんとなく元気が出ない」といった方。
おそらく夏の疲れが蓄積された『秋バテ』だと思われます。
夏バテが暑さそのものによるエネルギー不足であるのに対して、秋バテは夏の間に蓄積された疲れや朝夕の寒暖差、気圧の変化による自律神経の乱れが主な原因です。
・暑さのストレス
・冷房が効いた環境に対する身体の冷え
・冷たい飲食による内臓の冷え
・屋外と屋内の気温差
・台風や急な天気の崩れによる気圧の変化
これらが自律神経の乱れに繋がり、秋バテの不調を生みます。
自律神経は、身体を活動させる『交感神経』と休息させる『副交感神経』の2つで成り立っています。この2つのバランスがとれているとき、私たちは心も体も健やかに過ごすことができるのですが、バランスが崩れてしまうと心身ともに不調をきたし、「元気が出ない」と感じるようになるのです。
自律神経を整えるには、無理なく続けられる簡単な習慣が大切です。
日常に取り入れやすい自律神経を整える3つの習慣
1. 朝起きたら太陽の光を浴びる
朝の光には体内時計をリセットし、交感神経を優位にして身体の活動スイッチをオンにする効果があります。
起きたらまずカーテンを開けて、数分間ベランダや窓際で光を浴びてみましょう。
1日に最低15分は日光を浴びるように意識しましょう!2. 首や背中のストレッチをする
首や背中を通る背骨には、自律神経の通り道である脊髄が通っています。
首を回したり、肩甲骨を寄せるように動かしたりする事で背骨まわりの筋肉がほぐれ、自律神経の働きがスムーズになります。
また、ストレッチ自体にも自律神経を整える効果があるためおすすめです!
3. 腹式呼吸をする
腹式呼吸は、副交感神経を優位にする効果があります。
ゆっくりと3秒かけて鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませます。
そして、鼻からゆっくりと6秒かけて息を吐きながらお腹をへこませます。
これを数回繰り返すだけで心身がリラックスするのを感じられるはずです。
仕事の休憩中や寝る前にやってみましょう!
いかがでしたか?
簡単な習慣ですので、日常生活に少しずつ取り入れご自身で自律神経のバランスを整えていくことが可能です。
しかしセルフケアだけではなかなか改善されないという方も多くいらっしゃいます。
当院では、お一人おひとりの身体の状態に合わせた自律神経の乱れを整える施術を行っています。
「やる気が出ない…」と悩んでいる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください!