気候が良くなると歩く機会が増えますよね。
でも、歩いている時に足の指を意識している方は少ないと思います。
外反母趾・浮指・巻き爪の原因は足指の使い方
歩く時、皆さんは足の指をしっかり使えていますか?
外反母趾、巻き爪、膝痛、腰痛などのお悩みで当院に来院され、足の指の使い方を変えただけで症状が改善した方もいらっしゃいます。
足の指をしっかり使う事で姿勢の改善、バランスの維持、運動パフォーマンスの向上など、様々な効果が期待出来ます。
【足の指が使えているかのポイント】
●足の指が真っ直ぐ伸びているか
親指や小指が内側に曲がっていたり浮いている指がある場合は、足裏が硬くなっており指が使えていない可能性があります。
●足裏のアーチがしっかりしているか
偏平足などで足裏のアーチが低くなっていると、衝撃を吸収するクッション機能が低下し足や身体の負担が増えます。
●足の指で地面を踏みしめられるか
足の指で地面をしっかり踏みしめ、バランスをとりながら立っているか確認します。
はだしの状態でつま先立ちをした時、指が曲がってしまう方は指の力が弱くなってバランスがとれていない可能性があります。
【足の指をしっかり使うために】
●足の指でタオルを掴む運動
足の指でタオルを掴む運動を行い、足指の力を養います。
●足指グーパー運動
足指を閉じる(グー)、開く(パー)動作を繰り返します。最初はゆっくり、徐々に回数を増やしていくと効果があります。
●足裏マッサージ
足裏をマッサージする事で、血行を促進し足指の筋肉をほぐします。
身体の不調を感じている方は、もしかしたら足の指の使い方を意識するだけで改善するかもしれません。普段、足の指を意識して生活する方は少ないと思いますが、身体の細かいところにも気を付けることは健康のためにとても大切です。
お身体のお悩みがありましたら当院にご相談に下さい。