不定期でご紹介している「ツボ」シリーズです
当院で施術を受ける患者様に、日常生活で一番簡単にできるセルフケア方法として「呼吸」を意識するようにアドバイスしています。
呼吸は必要不可欠な生活習慣ですが、当たり前すぎて普段は特に意識していませんよね。
呼吸の質が低下すると筋肉の緊張や疲労の蓄積、睡眠の質の低下、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れなどを引き起こしやすくなり、頭痛・肩こり・腰痛などの様々な不調に繋がるのです。
そこで今日は呼吸機能を高めるツボをご紹介します。
中府(ちゅうふ)
中府は肺の気が集まる所とされているツボで呼吸器疾患の特効穴の一つです。
風邪や喘息、花粉症などに用いられます。
肩が前に出て、背中が丸く見える姿勢にも効果があります。
また胸の筋肉をほぐし背筋が伸びやすくなるので、背中のこりや張りにも効果的です。
【ツボの場所】
「鎖骨の外側下のくぼみから親指1本分下」にあります。
押して少し痛みを感じるところが中府です。
【ツボの効果】
風邪、喘息、花粉症
【ツボの押し方】
ツボの反対側の手の人差し指と中指で気持ちいいと感じる程度の強さで押し、押しているところが何となく緩んだようになるまで5~10回深呼吸を行う。
気圧や気温差で咳が出やすかったり、背中のこりや張りが気になる方、背中の丸みが気になる方、そして実はこのツボ、バストアップ効果も望めるそうなので、ぜひ中府のツボを押してみてください!