暑くて寝苦しい毎日ですが、体調を崩されていませんか?
暑さが原因ではなく、脚の疲れやむくみのせいでグッスリ眠れないという方の来院もみられます。
疲れやむくみはツボ刺激で緩和できますよ!
【疲れやむくみを取りたい人はツボ押しが効果的】
体の不調や病気は体表に現れると言われており、それらを刺激することで皮膚から体内に作用します。
ツボ刺激は専用の器具がなくても手や指でいつでもどこでも実践できるので、手軽に行える疲労緩和法になります。
【ふくらはぎの疲れやむくみ緩和におすすめのツボ】
全身に数多く存在しているツボの中で、ふくらはぎの疲れやむくみ緩和に効果的なツボは以下の3つです。
➀『豊隆(ほうりゅう)』・・・脚のすねのやや外側で、膝と足首のちょうど中間あたりの高さにあります。
・胃痛や胃もたれなど消化器症状
・痰(病的で粘り気のある水分)の排出を促す
・頭痛やめまいの改善
②『足三里(あしさんり)』・・・膝の皿のすぐ下、外側のくぼみに人さし指を置いて、指幅4本そろえて小指が当たるところにあります。
・胃を始めとする消化器症状の改善
・全身の血流改善
・食欲の改善
・精神安定
③『承山(しょうざん)』・・・膝裏と足首の中央、ふくらはぎの筋肉が人の字形に分かれるくぼみの中にあります。
・腰痛緩和
・痔の改善
・こむら返りの予防
【ふくらはぎを効果的にマッサージする3つのポイント】
1,ふくらはぎを手で包み込むように持つ
手のひらで包みながらふくらはぎをマッサージすることで、ふくらはぎ周辺に溜まった静脈血やリンパ液を効率よく体の中心へ運べます。これは疲れやむくみの緩和が期待できます。
2,ふくらはぎを下から上へ順に揉む
静脈血やリンパ液は心臓に向かって流れています。 その流れに沿って順にマッサージしていくことで、静脈血やリンパ液を心臓へ向けて流せるのです。
3,「痛い!でも気持ち良い~」の力加減でマッサージする
強すぎず、弱すぎない、刺激した痛みが気持ち良いと感じる程度に行いましょう。
刺激を与えるツボによって得られる効果の違いを理解すると、あなたの体調に合わせたツボ押しが実践できます。
ふくらはぎのツボはいつでもどこでも時間をかけずに刺激できるので、効率の良い疲労緩和方法です。適切にツボ押しをして、疲労やむくみを改善してくださいね!