関東地方も梅雨入りし、いよいよ過酷な夏がやってまいります。
早くも熱中症で搬送される人のニュースも毎日にように報道されていますよね。
みなさんもマメに水分補給を意識して、ご自身の体調に細心の注意を測るようにしてください。

喉が渇く、変な汗が出る、頭痛がするといった明らかな体調変化には対処できますが、早期の対処が難しい熱中症予備軍とも呼ばれる「隠れ脱水症」ってご存知ですか？

自覚症状がなく気付きにくい「隠れ脱水症」

身体の水分量が減っているのに脱水症状が出なく、自覚症状もないため分かりづらいのが特徴の隠れ脱水症。

私たちは呼吸や排泄だけでも常に体内水分を失っていますが、食事や水分を摂ることで体内の水分量のバランスを調整しています。
気温が上がると汗などでさらに水分が失い隠れ脱水なりやすいのでこれからの時期は要注意です。

隠れ脱水症のサインを見逃さない！

◎肌ツヤがなくなり、唇が乾燥する
◎口の中がねばつく
◎尿の色が濃い黄色になりトイレの回数が増える
◎便秘になる
◎足のむくみ、冷え
以上の症状が現れたら隠れ脱水症のサインです。
隠れ脱水症の対策としては
☆こまめに水分を摂る(利尿効果があるアルコール、カフェインは避ける)
☆室内環境を整える(室温28度以下、湿度60%以下に設定する)
誰でもなりうる隠れ脱水症に気をつけて今年の暑さも乗り越えていきましょう。