あけましておめでとうございます!
本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
今年は暖冬で、年が明けてからやっと本格的な冬を痛感し始めました。
寒い冬を乗り切るために「貼るカイロ」は必需品。
「毎日使っています!」という方も多いのではないでしょうか。
ちなみにあなたは、普段カイロを身体のどの部分に貼っていますか?
人によって貼る場所も違うと思いますが、実はカイロは貼る場所によって得られる効果が違うということをご存知ですか?
そこで今回は、目的別での「あたためカイロ術」をご紹介いたします。
【全身冷え対策】
カラダを芯から温めたいなら「命門(メイモン)のツボ」がカギになります。
いわばマッチの火のようなもので、カラダを温める源となります。この種火が納められているのが「命門のツボ」。
マッチの火が弱いとなかなか薪に火が付かず炎が作れないのと同じように、この命門の火が弱まるとカラダの熱が作れず、カラダは一気に冷えやすくなります。
命門のツボを熱で温めることにより種火の勢いが増し、全身を温めやすくするのです。
※ツボの位置
命門のツボは腰の部分、ちょうどおへその裏側にあります。冷えてきたと感じたら、芯まで冷え切る前に早めにカイロを貼りましょう。
【おなかの温め対策】
おなかを温めるカギになるのが、「関元(カンゲン)のツボ」、気が集まるツボとも呼ばれています。
寒さでおなかが冷えて痛い、下痢っぽいなど、冷えによる胃腸のトラブルはこの関元のツボを温めると胃腸が温まり治りが早くなります。
また、女性にとってなくてはならないとても重要なツボのひとつ。
生理痛や生理不順、不妊症など、女性のお悩みにとても関りが深いツボです。
※ツボの場所
関元のツボは、下腹部分ちょうどおへそから指4本くらい下のあたりにあります。
「冷えると生理痛がひどくなる」「子宮を温めたい」という方は、ぜひこの関元のツボを温めてみましょう。
カイロは温める場所を意識することで、効果をより感じやすくなります。
冬のキャンプや屋外レジャーはもちろん、仕事や勉強中のデスク下では意外と下半身が冷えやすいため、やけどに注意しながらカイロを有効活用しましょう。