笹塚で整体なら「笹塚さくら鍼灸整骨院」つらい痛みを根本から改善

以前呼吸機能を高めるツボのお話をしました。
その際にもお伝えしましたが、当院で施術を受ける患者様に、日常生活で一番簡単にできるセルフケア方法として「呼吸」を意識するようにアドバイスしています。

呼吸は私達の身体にとって欠かせないもの

ただ仕事やプライベートで忙しい時間を過ごしていると、呼吸を意識する時間はありませんよね。
呼吸が浅くなると体は緊張してしまうので、リラックスするための呼吸をする事が大事になります。
深呼吸するリラックスするための呼吸とは、鼻呼吸でゆっくりと深い呼吸のことを指します。
しかしこれがなかなかできていない人が多いです。
よくあるのは、口呼吸で浅い呼吸を繰り返す事です。

深い呼吸ができている方は横隔膜をうまく使ってお腹を膨らませることができています、これが「腹式呼吸」です。
腹式呼吸はゆっくりと呼吸できるのでリラックス効果があります。
反対に浅い呼吸の方は胸で呼吸をする「胸式呼吸」になっている人が多いです。
腹式呼吸そしてもう一つ重要なのが「鼻呼吸」です。
鼻呼吸にはメリットがいくつもあります。

1.口呼吸と比べて空気が乾燥しにくい
2.粘膜で空気をフィルタリングできる
3.酸素と二酸化炭素をバランスよく交換できる

特に3番目の酸素と二酸化炭素をバランスよく交換できる事が重要です。
「口呼吸」になると吐く二酸化炭素の量が増えるので、末梢に酸素がうまく届けられず体が酸欠状態になり、筋肉が硬くなったり疲れやすくなったりします。
なぜかというと、体の二酸化炭素量が少なくなる事で、血液中のヘモグロビンと結合している酸素を筋肉に届ける働きが弱くなるからです。
筋肉に酸素が届かないと筋肉を動かすエネルギーも減り、硬さや疲労が強く出るようになります。
つまり二酸化炭素が体の中に一定量ないと、血液中に酸素が沢山あっても筋肉は酸欠状態になり、疲労感や痛みが強く出るようになってしまうのです。

このように「腹式呼吸」と「鼻呼吸」両方を意識する事で、深い呼吸での酸素と二酸化炭素の交換を正常に行う事ができるので、体の疲れ度合いも変わってきます。

普段から疲れやすい、常に忙しくしていてホッとする時間がない方などは呼吸を意識して生活してみてください。
是非、前回の「呼吸機能のツボ」ブログも参考になさってくださいね!

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